女を書いて女を思う男。

戦士と一緒にお風呂タイム。曇った鏡に文字を書くのが最近の傾向である。

私が頭を洗っている間に、戦士は鏡に文字を書いていた。ふと目を開けると、そこには、鏡にいっぱいに

「女　女　女　女　女　女」の文字がっ！

な、なんで、なんで！？ってマジ　絶句。

うろたえるママン「なんで、これ、女って漢字書くの？」

正々堂々な戦士「　女って漢字が好きだから」

ますますうろたえるママン「なんで、女って漢字が好きなの？」

悪びれない戦士「　好きじゃだめなの？」

ううーーーーーーーーーーーーーーーーーん、と私。

戦士「女って漢字はマイちゃんって意味なの。マイちゃんのことを思いながら、女って書いてるんだよ」

ますますううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん、と私。

ママン「じゃあ、マイちゃん、って書けばいいじゃん」

戦士「それじゃだめなの。恥ずかしいから」

ということで、お風呂に入るたびに、「女」って文字が鏡に現れます。なんだか、なんだかな。