大地の芸術祭2015 2日目午後 最後の教室と千春とキュウリ…キョロロ・松之山エリア

ぐっとやまに向かってはしらせます。

大地の芸術祭の代表作となったボルタンスキーの作品へ向かいます。夕暮れに入る「最後の教室」は、ちょっと怖い。

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Y052 クリスチャン・ボルタンスキー+ジャン・カルマン「最後の教室」2006-2009年
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廃校全体を作品にしました。回遊型インスタレーション。ボルタンスキーは「その場この場で見ないと味わえない」インスタレーションの王者のように思います。最後の教室は確かにいいんだけど、ちょっと焦点ぼけるところもある。硝子の棺は西洋っぽいし、日本人にはピンとこないかも。
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テツ氏の横に、小さい女の子が写ってしまった…心霊写真シリーズ。

ここでも、キュウリを販売する親子に遭遇。男の子が、同年代の子供たちと触れるのが楽しいみたいで、おどけたり、話しかけてくれたりして、話していて名残惜しくなりました。

もういっちょ奥に行けるか、と思って走らせたら、道に迷った。ここからY88は、道の間違いに注意。

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集落の中の池にきました。Y088 磯崎真理子「Flowers(2015)」
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陶器の花が点在しているのです。
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鏡ヶ池と呼ばれるこの池は、平安時代からのいわれのある池でした。歴史というか逸話のレベルが違う。
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大伴家持の娘が身を投げたという池。大伴さんといえば、百人一首、百人一首といえば、戦士。ここでこの句に出会うとは、やはりくるべきところだったのよ~。
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ものすごく腰の曲がったおばあさん、45度くらい曲がっていたおばあさんが、坂道を手押し車で上がっていて、「あの花はね、最初少しだったのに、だんだん増えていったのよ」と話してくれました。

もう一押しくらい、行きたい、行けるか、ここで17時。

次は私的なメインディッシュ。塩田千春さんの「家の記憶」へ。

うう、来ました、間に合いました。塩田さん!
うう、来ました、間に合いました。塩田さん!
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入ったときからこのインパクト!貞子ではありません。
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二階からの千春ワールド。
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異空間に入る道のようです。 こうした階段ももうそろそろ見飽きてきた…。いったいどれだけ上り下りしただろう。
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この家にあった本かな?
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雪ん子の家だそうです。
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44キロを1週間で…。Y022 塩田千春「家の記憶」2009年

塩田千春さんは、レベッカ・ホルン(最近この人の作品見てないなあ…)に師事し、ドイツに渡った方。女性の性のギューッとなる、子宮的なところに訴えてくるのです。私はレベッカ・ホルンをしってから、塩田さんを知って、繋がりがあるとはあまり思えなかったけれども。今年のベネチア・ビエンナーレの日本館参加で、ビエンナーレ外での石田徹也と同時に見にいきたい作家さんなのです。そう、現地でね。1972年生まれで、そう年齢が変わらないことにも最近驚いています。

最後に最後に、ダメもと覚悟で入った2日目午後のラスト。黎の家。

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Y069 東京都市大学 手塚貴晴研究室+彦坂尚嘉「黎の家」
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y096 EAT&ART TARO「ザ キューリショー」 ガイドブックに書いてあって気になってしょうがなかったショー。ひとり500円です。
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キュウリ水。確かにキュウリの水でした。
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実演時間は終わっていたのですが、お願いをしたら特別に開催してくれました。閉館時間だったのに、ホントにありがとう、タローさん(ご本人だとおもう)。キュウリの話を聞いています。
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世界のキュウリの食べ方を実食させてもらいました。もちろん、悪女もぱくぱく。
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食べるアートを体験中。大きなキュウリです。毎日キュウリが地元のおばちゃんから届けられるそう。確かにキュウリがうまい。たぶん地力があるんだな。
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黎の家には謎のシャワールームがありました。
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彦坂さんの作品。台所用品がぶら下がっていて異様さ満点。
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今回1番の笑顔です。キュウリにかなり魅せられてしまいました。忘れられない味覚体験になり、対応くださったスタッフさんに御礼を言い尽くせません。ありがとうございました。

さあ、今日はここでおしまい。といってもまだあるっちゃあ、ある。

今から 三省ハウスへ向かって、廃校アートの中で眠ります。

 

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