平成と令和の間のカルチャー紀行。

4月29日、平成最後を飲み干す会を開催。タイ料理とチーズとお酒三昧にて。最後にヘビ男爵(9)の登場に会がどよめく。ヘビ愛を貫いてほしい、見守ります。

 

4月30日、平成最後の日は福井県立歴史博物館へ。悪女が大好き、昔の色褪せたものシリーズである。とにかくこんな額縁持つのは最初と最後しかないのでやってみさせてみる。

昔のJA福井駅にかかっていた看板が展示されていて、萌え萌えの私たち。このフォント、看板の手作り感、感傷に浸るとはこのこと。来場者の方も足を止めて見ていました。そして「味わいふれあい越前若狭」のロゴを相当見て仕事していた20年前の若かりし頃を思い出す私たち…。戦前戦後のガイドブックの表紙がレトロ感たっぷりで今でもイカシテイルではないかと思いました。

 

 

5月1日、そして令和へ。お仕事でカタログを作った山田与三松商店さんにて購入。社長がものの数秒で銘打ちできる方で、記念に彫ってもらいました。というか「ほら、時代を切り開くっていうじゃない?ぜひおやりなさいよ」と奥様に促されて彫ってみました。おかげさまでたくさんのいいね!をいただきちょっと照れてます。

 

 

ドイツで木遣りの舞をしてきました!

って言いたくなるショット。いえいえ田原町ミューズで、電車の中の乗客からめっさ見られながら稽古をしているところです。連休中も練習です。

 

 

5月2日、タップダンサー浦上雄次さんが、勝山市にある勝山大仏の通りの一角に「足音」をオープンさせました。オープニングに体験ワークショップがあるというので悪女とその友達親子と一緒に参加。

一応さまになりますな、あなた。

オープニングパーティでは、お坊さんが手作りの看板を披露。タップダンスとお坊さん、というミスマッチに萌える観客の皆さん。

世界的にも有名なタップダンサーさんがサプライズ登場!知る人ぞ知る方で、後ろのほうで「きゃあああああ」と声が上がっていました。どんなところでもタップを踏めて、靴が音楽に、ダンスになるって素晴らしい。

TAP DANCE STUDIO  足音
〒911-0053 福井県勝山市 越前大仏 門前町 片瀬 50-1-1 17号 (清大寺)
TEL (0779-87-3300)
一からやる、入門編もあります。行けるときに行けるチケット制なので参加しやすいですよ。激しい踊りではないので、高齢と妙齢の方も全然大丈夫です。できるとちょっとカッコイイです。誰か一緒にやりませんか?

 

5月3日、神明神社の本祭にて。木遣りの稽古の本番です! この土地だからこそのお祭りと、この年齢でないと参加できない舞なのです。ずっとこのお祭りと舞の伝統が続くといいな。

令和元年記念シリーズです。

 

 

5月4日、かえっこバザール@海の手仕事市。8回目の参加。詳細は別記事でアップします。

 

5月5日、わおん書房さんにて。戦士は哲学書と悩める心理学の本を手に、悪女はヨシタケシンスケさんの本を手に、父はアイドルという名のエロ本を探していますがここにはありません。

 

これが相当すごかった!面白かった!突っ込みどころありすぎた!

「素晴らしき哉、活動写真!弁士付き無声映画上映会」@メトロ劇場
https://fukuimetro.jp/blog-entry-493.html

家族四人で参戦。一寸法師・ちび助物語 でグッと心をつかまれる!かわいすぎる、そして奇想天外すぎる、スタンプ!

番場の忠太郎 瞼の母 は、「覚えてやがれ!」というセリフはここからだったのかといかにもな流れなのです。殺陣のシーンなど、あっという間すぎて瞬きできません。本当に話が面白いのと、なによりも弁士の方が、噛まない!存在を忘れるほど、普通に映画で音声を聞いているように見入ってしまいました。男性と女性のやりとりをスムーズに声色を変えられ、しかも違和感がない。この落ち着き、今の声優さんに学んでほしいわ。ご本人は川越で活動されているそうで、60近いレパートリーを持っているそうです。もう少し弁士としてのお話お聞きしたかったなあ。

上映後は、クッチーナへ。イタリアンで〆の連休晩餐。話題はやはりさっき見た「瞼の母」について家族で突っ込みどころを話し合う会に。最後に40度のグラッパをぐびっとのんで、洗い流してがんばりまっす。

5月6日最終日は、「第41回カカ斜展」、「幸展 -関幸代(恵山)・坂本幸円二人展-」、「さらば平成!土田ヒロミの写真で見る平成ニッポンの新時代」「生誕100年 現代日本画の変革者 三上誠」を福井県立美術館で一気見。

カカ斜展は、ステンドガラス作家の高嶋敏昭さんの展示もあり見に行ってきました。作家人数も多く、久しぶりに「絵画展」を見た気がします。地方都市福井で、これだけの人たちが自己表現を求めて大型な作品を変わらず制作している、その意欲に脱帽。

坂本幸円先生は、ギャラリーG2でお見掛けしていた作家さん。90年代の雪の中の作品がアースワークっぽくて好みでした。1つ欲しくなりました。

土田氏と三上氏の作品は、回顧展のように一堂に振り返って閲覧する機会がなかったのでとてもいい空間でした。三上氏は自身の病気からあの曼荼羅というか病的というか線の細い作風に行きついたようです。初期の作品はとても絵が上手で、人物画は素直な描かれ方に感動。やはり作家は初期作品に力あり、と見る私の勝手な審美眼です。

午後は「一緒にカフェでパンケーキを食べたいの!」と乙女おじさんこと旦那ちゃんのリクエストでカフェーへ。食べかけのパンケーキを撮影しようとしたら乙女の美意識がざわついたのか「早く言ってよぅ」とたしなめられました。

 

 

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