おじいちゃん少年

定年退職を迎えた毎日サンデーおじさんたちが、町内におります。おじさんたちが、町内会の企画を考えたり(秋吉呼んで食べ放題とか)、防災系のことを充実させたりとか、なにか結束力を感じてます。

うちの義理の父も例外ではなく、役を引きうけいそいそとしています。親しくなった町内の方との懇親会(言う名の飲み会)もしている様子。

で、懇親会の待ち合わせの場所が、我が家の前なんですよ。それでいて、おじさんたちが家の前に集まってきている姿が、かつての少年たちの集まりのようで面白い。義理の父が遅刻したりすると、おじさんたちが、我が家のベルを鳴らすわけです。当然ですが。

その会話の様子を、少年風に訳してみました。

おじさん1「ねえねえ、T君いませんか?(あのぅ、義父さんはおいでですか?)」

私「あ、ごめんねえ、今、不在みたい。約束してた?(申し訳ないです。今、自宅にはいなくて…。何かお約束があったのでしょうか?)」

おじさん2「えっと、今日の夜、遊びに行こうって約束してて。7時に家の前で待ち合わせだったんです。でも、いくら待っても来ないから……。(今日の夜、●●(おそらく飲み屋の名前)へ行こうって約束して。お宅の家の前で待ち合わせだったんです。いらっしゃらないのでベルを鳴らしました)」

私「んー、じゃあ、ちょっと待っててね。携帯に電話してみるから(少々お待ちください。今、携帯にかけてみますから)」

おじさん1&2「お願いしまーす(お願いします)」

私「繋がったけど、他のお友達と遊んでいるから、今戻るって。確か昨日遊びに行って、今日の朝までいなかったから、そのまま出かけちゃったのね。(繋がりましたが、孫と一緒なので、今すぐ戻るそうです。昨日の夜から不在で、どこか出かけたようなんです)」

おじさん1&2「僕たちも朝まで一緒だったんです。一緒においしいもの食べてきたんだよ(我々も実は一緒で。蟹を食べに行ってきたんです)」

私「そうだったのー、楽しかったみたいね-(そうでしたか。蟹のお土産いただきました)」

と、まあ、こんな具合。少年ならば昼間の出来事ですが、大人なので、夜の集まりになってしまい、楽しそうに夜の繁華街に消えていくのでした。

先日はカウベル事務所にいらっしゃって、町内に配る封筒のシール貼りをしていました。その様子もなかなかでしたね。

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