福井ブランド豆腐 情報交換会に潜入、の巻。

3月、福井ブランド豆腐 情報交換会、たるものに参加してきました。

粒を比べて判別できるほどのマイスターになりたいなあ。
粒を比べて判別できるほどのマイスターになりたいなあ。

平成24年度、JA花咲ふくいの、坂井農場の水稲取材の際、同時に大豆の新品種「里のほほえみ」についても取材と撮影を重ねておりました。名前の語感がいいですよね、里のほほえみって。

この情報会は、生産農家さんはもとより、その豆腐を試作する協力業者さんと、豆を圧搾する技術と機械を持っているカクダイさんと、農業試験場の方と、豆腐に関わる全業者さんが集合した会合でした。一同に顔を合わせるなんて!

もともと福井でよく作られている品種「エンレイ」と、新品種「里のほほえみ」、それぞれを使って、豆腐製造業者さんが、豆腐を作ってくれました。その試食なんだけど、それほど大きな味の違いはなく…。ということは、育てやすくて、収量もあって、刈りやすい「里のほほえみ」に品種変えてもいいんじゃん?ということかしら、という流れになっていきました。

エンレイの豆腐よりも、里のほほえみの豆腐のほうが、少しコクがあったように思います。

印象的だったのは、指導員さんのおひとりが「最近は、豆腐はスイーツになりつつあります」と話してたこと。そういえば、大豆工房もてらさんは、ブルーベリーソースをかけていたなあ。「男前豆腐が売れたように、若者の味覚が変わってきている」とも話していました。

お話しを聞きながら考えていたこと。
豆腐をグッズとかファッションとか、アプリとかの一部にするくらいにしてはどうでしょうかね。なめこみたいに。
あるいはパッケージそのものを家族に見せたくなるようなものがいい。
おりしも、福井は豆腐天国で、油揚げ天国でもあります。
製造業者さんごとに味が違ううえ、違いを分かっているのは消費者だと思うのです。
じぶんちの味、というものがあるはず。県内地域によっても豆腐が違うし、販売されているものも違ったり。

私は濃厚系でザラザラどっしりな豆腐が好き。でも、あっさりと、ツルッとした豆腐のほうがいい、という人もいるんでしょうね。豆腐のラベルに「濃厚系」「さっぱり系」とか、味の目安となるものが書いてあるといいのに、と思いました。

 

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