ほっぺたをスパッとやっちゃった男の話。

戦士さん、鬼ごっこの鬼になって、体育館横の側溝にはまって、倒れて、コンクリートの角に顔をぶつけ、ほっぺたを「さっくり」切ってしまいました。

校長先生の賢明な判断で、顔の傷だから、と、まるせんの、有名な形成外科へ。

たんなる擦り傷かなと思ったら、思ったより「ふかーく」さっくりいってました…。怖くて見られないです。

診察室に入り、針で縫うために、麻酔をしなくてはいけないこと、つまり注射をしないといけないことを看護師さんは伝えました。

ここからが、戦士の交渉力がスタート。

どこに打つのか
打ってから縫うまでどれくらいかかるのか
麻酔を打ってから、僕の気持ちが落ち着くまで待って欲しい
ここと同じように、もっと落ち着く場所で処置をしてほしい

とごにょごにょいうので、「押さえつけて打っちゃいましょう」と看護師さん。

戦士「麻酔はどれくらいかかる?」

看護師さん「うーん、10秒くらいかな」

戦士「10秒はいやあああ!3秒にしてええ」

…でも、羽交い締めにされてほっぺたに麻酔打たれました。

途中あきらかに10秒以上経ってしまった頃、押さえつけられながらも「もう10秒たったよおおおおおおお!」と絶叫する戦士。たぶん20秒以上はしてたね…。

それからも、名医が縫ってくださっているというのに「あとどれくらいかかるの?」と急かす戦士。

おかげさまで、眼や脳には異常がなく、ごはんももぐもぐ食べられています。

先生曰く、すぱっと切れた切り傷は治るけど、擦り傷のほうが治りにくく、半年以上はかかります、とのことでした。

これからが通院生活です。心のほうがちょっと痛手かも。プールや運動できないし。

でもって

怪我をしたときの、助けてくれて、保健室まで運んできてくれた高学年の子たちの武勇伝に感動しました。
全身泥だらけで、顔がさくっと割れて、血をどくどく流している子…、普通ならそのままにしちゃうくらいですよね。

それなのに、遠い保健室まで連れてきてくれて。泥も落として介抱してくれて。高い救命意識に頭下がります。

保健の先生の応急処置も的確だったので早めに病院に行けました。

 

 

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