編集者としてもデザイナーとしてもライフスタイルの提案者としても、全てにおいてあこがれの方でございます。
こんなスタイル画を描き、当時流行った服を…
実際に作っちゃいましたよ、21世紀に!絶対私、似合うわよ~、着させて~。 館内は撮影禁止だったのですが、何カ所かだけOKの場所をもうけてくれていました。粋な計らい!
インテリアにも気を配り、女子たるもの模様替えをすべし、的な提案。
こちらも実際に再現しちゃいましたよ~!女子の部屋。きゅんきゅんくるね。
柄生地をランダムかつ上手につなぎ合わせる、卓説したセンス
お姫様ドレスのスケッチを、マルヤマケイタさんが再現。そういえばマルヤマケイタさん、ちょこっとしたデコデコのデザインで、私好みの服を作るなあと思っていたら、ルーツは一緒だったのね。
んまー。お菓子まで淳一リスペクトよ!
ひまわり柄のワンピース。たまりません。
中原さんは、キュートな図案やスタイル画とはうらはらに、その生涯は波乱そのもの。編集者、いや編集長として敏腕でありつつも、敏腕通り越して辣腕もこえて、追い出されちゃうほど。逃げた先がパリで、パリジェンヌのおしゃれっぷりとしかと目に焼き付けて、パワーアップして帰国されたとか。何度も体調崩して倒れているのに、
仕事への欲は失せず、最後まで…という道をたどっていました。最後には自分がこの仕事に入るきっかけとなった人形づくりに戻って、制作していました。
初心に戻る、というところで、私の心に響いた展覧会でした。
関連