2日目は、まずは くろよんアートホテルから。
参加作家ではないのですが、番外編のアートです。
“ヨタ(Yotta)”というユニットの作品です。六本木アートナイトにも出現した花子ちゃん。岡本太郎大賞を受賞したユニットといえばピンとくるひともいるでしょう。花子ちゃん、実は話しかけてくるんですよ。朝だからいいけど夕暮れだとちょっとホラーな女の子です。http://yotta-web.com/?page_id=14
次は、「これは、これは絶対気に入る作品だから!」と目の肥えた子供たちをなだめて連れて行った作品。
今回のメイン作品になった楕円作品。田んぼの手入れしている方が持ち主の方。ここは3世帯しかない村というか山間の部落でした。本当は家の反対側のガードレールのある崖が候補地だったのですが、作家さんが「こっちの家がいい」と推したそうです。住人の人は「ええええ、聞いてないよ」と話し、作家担当の方は「そこをなんとか!」と頼み込んだそう。10日くらいの作業でした。窓や戸が閉まってないと楕円にならないので常に閉めてある状態(しかし私の写真はある一か所が開いています)。
ここは一番奥のところ
ここは一番手前のところ。線の太さが違います。
二階を歩くと
この穴のぞいてね!
あ、見える!?
下からのぞくとこんな感じ
目の作品に入るときは、入り口のスタンプおしてくれる人たちが「にやにや」笑いをこらえきれない、なんかとってもうれしそう、幸せそう、でもネタバレ言えない、的な表情です。どこの芸術祭へ行っても。(笑)
目は裏切らないなあ。子供達には「妻有のコインロッカーの作品作った人たち」と伝えると「期待できる」(小6)とすたすた堂々と入っていきました。「ね、おかあさん、2日目の午前中はグッとくる作品取りそろえたといったでしょ?」そろえたのは大町の人ですけどね。
ここから大町市内に下り、駅前の商店街の作品をめぐります。
しかしこの日は蒸し暑く、いつかの瀬戸内のように、もう午前中でへとへとでございました。
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